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新大久保「SOBOONG」で出会う、バター香る新感覚“塩パンたい焼き”

新大久保「SOBOONG」で出会う、バター香る新感覚“塩パンたい焼き”

カルチャーが交錯する街、新大久保。その一角に、今、食通たちの間で静かな話題を呼んでいるお店があります。それが「SOBOONG(ソブン)」。韓国発のニュースイーツとして注目を集める、絶品の「塩パンたい焼き」が楽しめるお店です。

この記事では、新大久保の喧騒の中でひときわ輝く、SOBOONGの魅力に迫ります。定番の味から、驚きの組み合わせが楽しいメニューまで、その奥深い味わいの秘密を探ってみました。

(お店の基本情報)

こちらでも掲載中>

(お店について)

新大久保駅からほど近い場所に位置するSOBOONG。ここは、韓国で人気のスイーツを日本にいながらにして体験できる、貴重なスポットです。

このお店の魅力は、なんといってもその「本気度」。昨今のスイーツブームは数多くありますが、SOBOONGが提供するのは、一過性の流行とは一線を画す、素材と製法へのこだわりが感じられるものばかり。

特に看板商品である「塩パンたい焼き」は、まさに新感覚。私たちが知っている従来のたい焼きとは、似て非なる存在です。クロワッサンのようなサクサクとしたデニッシュ生地をベースに、たっぷりのバターで揚げ焼きにするという、聞いただけでも心が躍るような製法。

店先に漂う、焦がしバターの甘く香ばしい香りは、道行く人の足を自然と止めてしまいます。それでいて、価格は非常に良心的。このクオリティのスイーツをこの価格で楽しめるという点(コストパフォーマンスの高さ)も、多くの人々を惹きつける大きな理由の一つでしょう。「ちょっとだけ良いものを、気軽に楽しみたい」という、現代の気分にぴったりと寄り添ってくれるのです。

(商品またはサービスのレビュー:実際に体験してみた詳細な感想)

SOBOONGの真価を知るには、やはり実際に味わってみるのが一番です。

まず、お店の前に立つと、ガラス越しにたい焼きが焼き上げられる様子を眺めることができます。金型に流し込まれる生地、そして惜しげもなく使われるバター。ジュワっと音を立ててバターが溶け、生地が美しいキツネ色に変わっていく様は、一種のエンターテインメントのようです。

焼き立てを受け取ると、ずっしりとした重みと、火傷しそうなほどの熱気。そして、なによりも芳醇なバターの香りが鼻腔をくすぐります。

【塩パンたい焼き オリジナル(こしあん発酵バター)】

まずは、王道のこちらから。

一口食べると、「サクッ」という軽快な音。一般的なたい焼きの「ふんわり」とも、「パリッ」とも違う、デニッシュ生地ならではの多層的な食感です。表面はカリッと香ばしく、中はバターが染み込んで、じゅわっとしたリッチな味わい。

そこに、上品な甘さのこしあんが加わります。あんこの甘さと、生地の表面に振られた天然塩のほのかな塩味、そして発酵バターの深いコク。この三者が織りなす「甘じょっぱい」ハーモニーは、まさに絶妙というほかありません。上に乗せられたスライスバターが、熱でゆっくりと溶けていく様も視覚的なご馳走です。

(おすすめの商品またはサービスの紹介)

SOBOONGの魅力は、オリジナルだけにとどまりません。

【たい焼き トクブン( あんこ餅チーズ)】

「たい焼きにお餅とチーズ?」と、好奇心をくすぐられる一品。こちらは塩パンたい焼きとは異なり、生地そのものが「お餅」で作られています。いわゆるグルテンフリー。

手にした感覚も、もっちりと柔らか。

思い切って一口いただくと、まず生地の伸びに驚かされます。びよーんと伸びるお餅の生地の中から、とろりと溶け出したチーズと、あんこが顔を出すのです。

チーズの塩気と発酵したような独特の酸味、あんこの甘み、そして餅生地の食感。それぞれが主張しつつも、不思議と調和しています。これは、スイーツの枠を超えた、新しい「軽食」と言えるかもしれません。小腹が空いた時にも最適でしょう。

【猫プリン】

SNSでも話題の、愛らしい「猫プリン」も外せません。

お皿の上でぷるぷると揺れる、小さな猫の形のプリン。その姿は、スプーンを入れるのをためらってしまうほどの可愛らしさです。

味わいは、非常に濃厚でクリーミー。ミルクの風味がしっかりと感じられる、昔ながらのプリンとは一線を画す、現代的な仕上がりです。見た目の可愛らしさだけでなく、味も本格派。塩パンたい焼きの後のデザートとして、あるいは手土産としても喜ばれること間違いなしです。

(まとめ:どんな人におすすめか、総合評価)

新大久保という、常に新しいトレンドが生まれる街で、SOBOONGは「本物の味」を提供してくれる稀有なお店です。

ただ流行っているから、という理由だけでは満足できない。

甘いものには目がないけれど、その背景にある素材や製法にもこだわりたい。

SOBOONGの「塩パンたい焼き」は、そんな知的好奇心と本物志向を併せ持つ大人たちにこそ、試していただきたい逸品です。

バターとあんこ、塩というシンプルな組み合わせでありながら、そのバランスは驚くほどに洗練されています。

熱々の焼き立てを頬張る瞬間は、日常の中のささやかな、しかし確かな幸福感を運んできてくれるでしょう。新大久保を訪れた際は、ぜひこの「背徳的」とも言える美味しさを体験してみてはいかがでしょうか。きっと、記憶に残る一品となるはずです。

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